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Xeon E3-1500 v5はAVX512をサポートしない

Xeon E3-1500 v5が正式に発表されていました。

インテル、ノートPC向け「Xeon Processor E3-1500M v5」ファミリを発表--秋から提供開始 - CNET Japan

ARKにも情報が登録されていますが、

ARK | Intel® Xeon® Processor E3-1535M v5 (8M Cache, 2.90 GHz)

命令セット拡張 SSE4.1/4.2, AVX 2.0

Core i3/i5/i7版のSkylakeと同じものです。

ダイ的にはAVX512の演算器が実装されていてCore i版はDisableされていることを期待していましたが、そんなことはないようです。従来のXeonはCPUコアの設計はCore iとほぼ同じでキャッシュやリングのみを別設計としていましたが、Core iとダイを共有するXeon E3と、2ソケット版以上のXeonとではコアの設計を少なくともFPUに関しては大きく変えてくることになります。

AVX512が使えるCPUはKnights Landingを除くと、2016末から2017頭と予想されるSkylake Xeon E5が初になります。一方で、デスクトップ・ノート向けのラインナップは最近14nmでKabylakeが間に入るという情報が流れています。

北森瓦版 - 緩やかになる“Tick-Tock”―“Kaby Lake”は2016年後半になるらしい

KabylakeがAVX512をサポートするなら2016年中に使えることになります。Skylake Xeon用にAVX512付きで物理設計が進んでいるなら、14nmでAVX512付きのCore iを派生させることは可能だと思います。AVX512使用時はクロックが低下する仕様にになると思われますが、使う人は限られているので通常問題にはならないでしょう。

ただし、sdeのオプションには今のところ(ver 7.21 2015/4/1版)Kabylakeのオプションは出現していません。

Intel® Software Development Emulator | Intel® Developer Zone

Nehalem以降のIntelは世代毎に2倍という狂ったようなペースでFPUのピーク性能をあげてきていますが、今回で鈍化することになります。まぁ、Pentium 4から数えると、nhmは一回休みだったわけでそういう時もあっていいのかなと思います。個人的な感覚だと、Haswellは実行効率が落ち気味だったのがsklでsnbと同等以上に戻った感じです。